本法人は、人権擁護とガバナンス強化の方針の下、コンプライアンス(法令等の遵守)を経営上の最重要課題のひとつとして位置づけ、すべての役職員の意識と行動の指針として、ここに「コンプライアンス行動指針」を制定し、実践します。

1.人権を尊重し、法令・定款・内部規則、確立された社会倫理等を遵守し、公益性の高い活動を行う団体の役職員として相応しい行動に徹します。また、男女共同参画社会の実現に寄与するとともに、広く地域社会からの信頼を獲得できるよう努めます。

2.公正・公平・透明・適正な事業活動を行い、不当な要求には応じません。市民や地域社会とのコミュニケーションを図りながら、健全かつ正常な関係を保ちます。

3.社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力及び団体に対しては、これを断固として排除し、毅然とした対応を徹底します。

4.事業の運営状況については適時開示し、迅速性・正確性を図るとともに、ステークホルダーへの説明責任を果たします。

5.業務上知り得た機密情報等については、厳正な管理を徹底します。とりわけ、個人情報保護に関しては、セキュリティ対策を講じたうえで十分に配慮します。

6.役職員は、法人に損害を与える利益相反取引をいたしません。

7.ハラスメントのない働きやすい組織を維持するため、個人の尊厳と多様性の受容を軸に、安全かつ風通しの良い職場環境を確保します。

8.理事長は、本指針の実現が自らの役割であることを認識したうえで率先して範を示し、法人内にその意義を周知徹底します。また、内外の声を真摯に受け止めながら体制整備に反映させ、倫理及び法令遵守の姿勢を貫きます。

9.万一、本指針に反するような事態が発生したときには、理事長が責任をもって問題解決にあたる姿勢を明示し、原因究明及び再発防止に努めます。また、迅速な情報開示と説明責任を果たし、権限と責任を明確にしたうえで、自らを含めて厳正に処分します。

策定:2019年12月24日

一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団