男女共同参画社会へ

 2019年は、国連で女性差別撤廃条約が採択されて40年、日本で男女共同参画社会基本法が制定されて20年という節目の年にあたります。


豊中市の男女共同参画施策の一翼を担う組織として設立された当財団は、今年で設立19年目を迎えますが、この間、「とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ」の運営を通じて、困難な状況に置かれた女性の就労支援や経済的自立に向けたサポート、性別に起因する生きづらさに対するエンパワーメント支援等によって、様々な課題の解決をめざして取り組んできました。


 男女共同参画推進をめぐる環境は大きく変化し、共働き世帯や単身世帯の増加、未婚率の上昇、生産年齢人口の減少、情報化・グローバル化の一方で、いまだ性別役割分業を前提とした社会制度、慣行、意識が根強く残っており、男女格差等の見えにくい差別や不平等感のなかにある個々の生きづらさの解消が課題となっています。男女共同参画社会の実現に向けて、子育て、介護、教育、労働等の社会のあらゆる分野で領域横断的に取り組むことが求められています。


 このような状況のなかで、当財団は、地域の男女共同参画推進を牽引する要として、市民や利用者の声に真摯に耳を傾けながら、関係機関・施設との連携のもと、一層きめ細やかで時代ニーズに適合した事業を展開してまいります。